まずライターとして一年間で488537円稼いだというお話から…。
クラウドワークスで、『おまとめ』系の記事を中心にお仕事をとっていた時、結局、文字単価一円では、時給千円のコンビニのバイトにすら金銭的に追いつかず、商売として、やっていけないこと分かりました。
そこで、仕事の受注時に金額交渉することを思いつきました。文字単価1円でやってくださいという仕事はざらにあるのですが、交渉で2円にしてほしいというと、たいていは、「うちは予算が決まっていますので・・・」と言って断られました。
このケースの場合、会社の組織として動いているところです。つまり、担当者の一存ではどうにもならないよという意味です。
その後、横浜のプロ野球チームのオーナである某企業の経営する、キュレートメディア(10種)がこれでぼろ儲けして、その結果、世間から批判を受け、一時すべて廃止されました。
その事件を受けて、上記のような、クラウドワークス上で組織ぐるみの一般的な『おまとめ』系のお仕事は激減しました。
しかしそんな中、ある日、一般的な『おまとめ』記事ではなく、「ガーデニング」について、自由に記事を書いてほしいという依頼を見つけ応募しました。依頼主はエクステリアを販売する会社の社長さんで、しかも文字単価2円でした。
自分の趣味の一つであるガーデニング、これはチャンスと思い、「文書だけでなく画像も自分で用意するので、文字単価4円にしてほしい」とクラウドワークス上で交渉しました。結果、いくつか条件も付きましたが、役員会でもOKをもらえたとかで、執筆させていただくことになりました。
その条件は、半年ごとにお互いが契約更新の意思がある場合のみ更新する。また一か月の記事金額の上限は10万円(2万5千文字)でそれ以上執筆した場合は、翌月に繰り越す。などといったものでした。
つまり、一か月10万円、2万5千文字、記事数4-5位、これを目標にがんばって記事を書いていきました。
しかし、その時には、すでに、アルバイトとして、時給の高い仕事、いわゆる『技術者の派遣』のお仕事をやることが決まっていました。
その内容は某工場で印刷やさんなどに納品する業務プリンターのファームウエアを開発する仕事です。
通常の社員と同じ様に8時5時プラス残業月15h程度と、フルフルで働きました。そのため、なかなか「ガーデニング」の記事執筆が進まなくなってきていました。
派遣の仕事が始まる前の、数か月間は、月8-9万円位稼いでいたのですが、過去のように、この本格的なサラリーマン生活が始まると、納品する記事数がその月に0本だったり、その翌月以降も記事数3,4記事程度となり金額的に2,3万程度しか書けませんでした。
今思えば、ほんとに執筆の時間が取れなかったわけではなく、「派遣の仕事なら金額的に食べていける」という「甘え」があったかとも・・・と反省しています。
そんな経緯もあり、契約は一年であちらから打ち切られてしまいました。やればできる!と思った反面、やはり勤め人と2足のわらじは成立しませんでした。2年めの契約非更新の理由は、「サイトを一新したい」ためとのことでしたが、結果的には廃業した某キュレートメディアに習ったのでしょう。
その方法は『プロのライターのみ残す』という方法でした。10のキュレートメディアのうち、一番最初に立ち上げた人気のある1サイトのみ、しかもアマチュアのライターは全廃して再開していました。
結局、この事件がショックで『クラウドワークス』のお仕事は事実上、現在停止状態です。