さてさて、植物を育てるスタート地点は、やはり『種まき』でしょう。いや、畑を使う人なら、その前に『土』を起こしたり、肥料や苦土石灰を混ぜたりする『畑づくり』が相当するかもしれません。
あるいは『ポット植え』といって小さな鉢に『土』をいれて栽培する方法もあります。
でも当方、榊式では、ベランダ菜園なので、管理が大変な『土』は使わず『水耕栽培』です。
なので、種まきは『育苗ポット』と呼ばれるものを使います。大きくなってきたら、そのまま水耕栽培の養液の浸っている器に移す・・・というシンプルなスタイルです。
榊式は、『ロックウールブロック』という直方体の『育苗ポット』を使っています。これは野菜類からハーブ類まで、ほとんどの植物で発芽に成功しているという実績があり、信頼しているアイテムの一つだからです。
そう、この『枝豆』を除いては・・・。いざ『枝豆』でやってみると、これがなかなかうまくいきません。想像以上に、『枝豆』、気難しい相手であることに気づかされました。
実際に試した方法を、順に追ってゆくと、最初は、一番スタンダードな方法。
十分に水に浸した『ロックウールブロック』の中央に穴をあけ、そこに種を入れ、あまり隙間のないサイズの箱に入れ、暗い場所（押入れ）で保管する方法。
しかし、『枝豆』の場合、他の植物と違い、湿り気が多すぎるのか発芽することなく、『ロックウールブロック』の中で腐ってしまいました。
次に試したのが、蓋をせず種を『ロックウールブロック』の上に乗せる方法。これだと乾燥しすぎなのか、今度は、何日経っても芽がでませんでした。なら、半分に切ってサンドイッチにしたら・・・。
これも一週間程様子を見てみましたが、豆がグズグズになってきたので、『腐る』パターンだと思い、辞めました。
でもこの『サンドイッチにするため半分にする』ことで、閃きました。「半分に切って、『ロックウールブロック』を座布団のように豆の下に置き（つまり、めり込ませず）、箱の蓋をする」
・・・なんと、シンプルな、この方法。かなりの高確率で、豆を腐らせることなく、発芽させることができるようになりました。
苦労の末、『枝豆』との初対話が成立。最初にして最大の難関である種まき（芽だし、根だし）をクリアする事ができました。
 | 価格:669円 |
参考サイト・リンク集
種・苗・園芸用品ならタキイ種苗ネット通販 [ エダマメの上手な栽培方法・育て方 ]
https://shop.takii.co.jp/s/selection/edamame2011.html?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=dsa&gclid=Cj0KCQiA3fiPBhCCARIsAFQ8QzUn6NKUzBNaJu2BRi7xUFHcvxjjqH8hWRvDfdiiAsUOyK-fpTvTlTYaAng7EALw_wcB
ご存じ「種販売」の双璧のひとつ。ほんと詳細な育成情報が得られます
サカタのタネ園芸通信 [ エダマメの育て方・栽培方法 ]
https://sakata-tsushin.com/oyakudachi/lesson/vegetable/post_13.html
こちらは、もう片壁。こちらも「枝豆栽培前に必ず一読すべし！」という位、詳細情報が得られます
NATSUMITO [ 枝豆を屋内水耕栽培で。秋まきでも収穫できたけど春まきがオススメ。土中緑化・断根摘芯も ]
https://natsumi1984.com/blog/gardening/hydroponic-culture/green-soybeans-2020/
秋まきに挑戦しています（うちもやってみようかな？）
こらみんのあれこれBLOG [ ベランダで育てる水耕栽培記録＠枝豆の種を蒔きました【100均・ダイソー】]
https://colaminblog.com/hydroponics-greensoybean-seeds/
たねまきまでの詳細な説明が印象的。「えだまめ愛」にあふれています
鈴木笑里の挑戦を求めて[ 枝豆の栽培を100均の材料だけでやってみる｜プランターでベランダ菜園 ]
https://emrbelltree.com/post-1842/
コーヒーフィルターを使っての種蒔きが紹介されています