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【水耕栽培】「えっ!たったコレだけ?」『究極にエコ』な超新感覚『水耕栽培』を紹介します!

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「水耕栽培のキット」は高い割に、あまり「美しくない」!?

「水耕栽培のキット」

というと室内で育てられる室内栽培用のLEDの付いた

「オシャレ」

なものを想像する人が多いと思います。

でも見た目そんな「オシャレ」なセットですが、長時間、植物を育てていると根の部分が、かなり汚れてきます!

これは「水耕栽培の宿命」とでもいうべき現象です。

理由は根を張らせるため土の代わりに『スポンジ』を使っているせいです。

この『スポンジ』根が、びっしり張っているので洗おうとすると「根を痛めて(あるいは切断!して)」しまう可能性もあります。

つまり、うかつに『スポンジ』部は掃除できない・・・という欠点があります。

かつて自分の「水耕栽培」も巨大なスポンジを土の代わりとして中心的に使った形のものが主流でした(下記写真参照)。

失敗例(Before):栽培開始時、緑のスポンジで苗木を支え白のスポンジで根を下へ伸ばせるよう設置したもの(通称『榊式2018年モデル』育成しているのは『えだまめ』)

しかも瓶の形の器の中に入れる形だったため、(緑の)スポンジに触れるだけでも「根を痛めてしまう」可能性がありました。

そんな理由から中の瓶(風の器)の中の掃除は、ほとんど不可能に近い状態でした。

失敗例(After):成長後の様子。器の中にある溶液がアオコだらけ。よどんだ沼のような状態になってしまった!

その結果、植物が成長する頃には、まるで沼の水のように「アオコ」だらけになってしまいました。

そうだ!スポンジは辞めよう!

「だったらスポンジ状のもの自体、水耕栽培で使うの辞めたらいいのでは?」つまり

「丸洗いできる」

ような素材を見つければいいのでは・・・。

そして、長い時間が流れ・・・。

ある時お風呂に入っていて湯舟からお湯が溢れ出るとき排水口を「ボーッ」と見ていて閃きました。

「そうだ!『コレ』を使ってみよう!」

『コレ』とは排水口に貼ってあった

『風呂場用の「髪取シート」』

です(下記写真参照)。

使い方:髪取シートを適当な大きさ(このタッパーの場合は半分)に切りハンモックの様に浮かせた状態で貼り付けます

そもそも、この「髪取シート」その働きは名前の通り排水口に張り付けて

「髪の毛を絡めとる(ホールドする)」

ものです。

だったら人の髪の毛位の太さ(に見える?)植物の根も

「絡めて(ホールドして)」

くれるのでは・・・という発想です!

どうせなら、それに加え「安さ」と「管理に手間ひま掛からない」

ものにしたいと考え

「究極にエコ(コストダウン)」な『水耕栽培システム』

を考えてみました!

育ててみよう!

使うもの

1.器(今回はミニタッパー)
2.髪とりシート
3.ロックウールブロック
4.ハイポネックス(6.5-6-19)

※「芽出し」から「育成」までのすべての工程を通じて使用するアイテムはこの4つだけです!

3.ロックウールブロック
(発芽に欠かせない素材です。)

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感想(2件)

4.ハイポネックス
(水耕栽培の必需品。

残念というか何というか・・・。

これだけは『水耕栽培』として外せません!)

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育て方

1.発芽編

「土を全く使わない」『水耕栽培』では、まず種を発芽させる必要があります。

これを「芽出し(フェーズ)」と呼んでいます。

-1.半分に切った『ロックウールブロック』をミニタッパーにいれる

-2.ひたひたになる程度に水を入れた『ロックウールブロック』の上に種を蒔く

-3.湿度を上げるため蓋をする。もし対象が「嫌光性」の植物なら押し入れ等、暗箱に入れるといいでしょう

※「芽出し」として『榊式』で他にも具体的な方法が幾つかあります。下記サイトなどで参照可能です。

【2020年式対応】『水耕栽培』最初にして最大の難問「何故『発芽』しないの?」を深堀りしてみた!

2.生長編

苗木が本葉が何枚か出る位になったら

「鉢上げ(大きく生長させるため鉢に移すこと)」

します。

-1.器の内側に「髪とりシート」をハンモック状に張ります。

-2.ハンモックの上に発芽した苗木をロックウールブロックごと

そっと乗せます。

たったこれだけです。

あとは1000倍に希釈(水で、うすめること)したハイポネック溶液をたっぷり注ぎます。

まとめ

水切れに注意し日当たりのいいところで育てます。
色々な素材をためしましたが数少ない成功例がこの「髪とりシート」です。

今後も研究を進め、さらにいい素材がないか、あるいは何か代替できるものがないか考えてみたいと思っています。

『水耕栽培』は「魚釣り」と似ている気がします。

とにかく相手を研究し特徴や好物を調べる・・・。

でも最も異なるのは、その『相手(植物)』がいかに元気に生長するかを必死に考えていく・・・ことではないでしょうか?

前例や常識にとらわれることなく、どんどん『新しいこと』に挑戦していきたいと思います。

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