せっかく『水耕栽培』始めたのに『発芽』しない・・・『水耕栽培』あるあるですね。
『イチゴ』などの様に元々発芽しにくいものもあるようですが、まずは『市販の種』の場合その原因を考えてみました。
1.種が古い
2.日数が足りていない
3.発芽適温になっていない
4.好光性/嫌光性
5.湿度
大きく上記5項目に分かれると思います。詳細みていきましょう!
1.種が古い
2.日数が足りていない
3.発芽適温になっていない
上記3つについては『種袋』から簡単かつ正確に情報から得ることができます。
4.好光性/嫌光性
これはちょっとややこしいです。植物の発芽に必要な条件の一つに
『好光性/嫌光性』
というものがあります。その字の通り、種が発芽時に太陽の光を「好むか嫌うか」です。
これも『種袋』に明示されているケースと暗示?されているケースがあります。
しかし「書かれていない!」場合もあります(例:えだまめ)
この場合は園芸の『種まき基本ルール』が適用できます。それは
『種の大きさの3倍の深さ』
に蒔くというものです。つまり『嫌光性』ということになります。
好光性/嫌光性に関して『水耕栽培』の条件分けをすると下記の様になります。
『嫌光性』の場合は暗箱を使う
5.湿度
これも特に『種袋』に明示されている訳でなく難しい問題です。たとえば「枝豆」の場合は下記のような工夫をしました
まとめ
(↑参照:ケチャップケース+ロックウールブロックを使った『発芽』方法)
-1.「好光性」の植物の場合
→十分に水をいれ『蓋を開けたまま』日当たりのいいところに置く(TOPの写真)
-2.「嫌光性」の植物(えだまめ、スイカなど)の場合
→十分に水をいれ『蓋を閉め』日当たりのいいところに置く
または押し入れ等人工の『暗箱』を使う。
枝豆+ケチャップ入れは過去に実績がなかったので実践してみました。
問題なく2-3日で発芽しました。