2016年の夏頃、27年勤めていた会社を辞め、フリータというか、完全失業者でした。しかも、『勤め人』に戻りたくないという強い意志からこの
『クラウドワークス』を多用していました(クラウドワークスやってみた参照)。その中心はプロ野球チームを持っている某会社が展開する『キュレートメディア』への執筆というお仕事です。
まずいつものように結果(稼いだ金額)から。クラウドワークスの支払いシステムの一つが、貯金形式で
稼いだお金の合計が7万円を超えると、口座にお金が自動的に落ちるというものだったと思います。
アイキャッチ画像のイメージはクラウドワークスのサイトの記録です。通帳の記録だと
H28-11-30クラウドワークス\72509
H29-01-30クラウドワークス\66763
とありました。仕事は文字単価0.5円でひと記事3000-6000文字。つまり1500円から3000円位。当時、一日で5000文字が限界だったので、大体計算はあうようです。
とりあえず、沢山書いて文字単価が上がれば、これで食べていけると、当時は真面目に考えていました。
でも今更ながら考えてみて、日給換算だと\2500、文字単価1円になったとしても、\5000・・・時給千円位のコンビニや牛丼屋のアルバイトよりも稼げないことが分かります。
さらに、ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、この記事の『キュレートメディア』への執筆というお仕事、内容が不適切とか、写真等が著作権違反ではと周りから言われ、国会でも取り上げられるほどの騒ぎになり・・・。
結果、某社が経営する10のキュレートメディア(自分は3つ使っていた)全てのサイトを突然閉鎖。
それを見ていた同業他社もクラウドワークスでの業務依頼を引き下げ、私も事実上、仕事を奪われてしまいました。
まだ、個人や小さな会社ではやっているところもあるようですが、とにかく、『足元を見られている』感が強く(つまり安い)また戻ろうという気にはなれませんでした。
ちなみに、このお仕事のやり方と内容について簡単に説明すると、
1.掲示板にある『仮タイトル』を選んでエントリーする
2.『仮タイトル』の中にあるキーワード、記事の内容に必須な言葉を盛り込み、記事を書く
(記事のストーリーや必須ワードなどが指定されており、これがPVの鍵となるらしい)
3.編集者のチェック
こんな感じでしょうか?
でも、お金以外にこの件で得られたことも沢山あります。
・沢山記事を書くことによって得られた文書を書く力
・おまとめ記事サイトは、うまくやれば儲かる
・クラウドワークスだと、所詮、『雇われ』仕事なので、足元を見られてしまう
ということです。でもこの苦い経験をへて、実はこの後『クラウドワークス』で素敵な出会いが始まるのでした。