メロンを育てるには大きな畑と大型ビニールハウスが必要なのでは?と思う方も少なくないと思います。
ちなみに私も「夕張メロン」などを思い浮かべて、ずっとそう思い込んでいました。
しかし、最近、メロンはとても発芽しやすい植物であるということに気付きました。
たとえば、水に浸したキッチンペーパーに種を包んでおくだけで、この様に簡単に沢山のメロンの種を発芽させることも可能です。
メロンに限らず、植物は簡単に「種から」育てることができると、株として栽培の根の領域や容積をグッと抑えられる『水耕栽培』が可能となります。
ひとたま何千円もするおいしいメロンを育てるには『支柱たて』『整肢』『人工授粉』『摘果』『温度管理』など沢山の作業工程とプロの技が必要となります。しかし
「とりあえず自宅(ベランダ)で育ててみよう!」
といった人でも、この『水耕栽培(今年は『固形培地方式』)』なら、けっこう簡単に栽培することが可能です!
つまり『水耕栽培』で育てることによって、ベランダで、かつ、かなりずぼらな管理方法でも栽培することができます。
「(タネ付きの)メロンを食べたついでに」
『メロンのベランダ栽培』に挑戦!・・・結構、楽しいですよ。
目次
1.芽出し(種まき)
2.植え付け
3.鉢上げ
4.本葉がでてきたら
-1.整肢
-2.摘芯
-3.人工授粉
5.根が下からでてきたら
1.芽出し(種まき)
今回は発芽率が高かった「キッチンペーパー方式」での『芽出し』を紹介します。
(上記写真のとおり、発芽率は、100%に近いです!)
(用意するもの)
・『チャック付きビニール袋』(百均等で購入可)
・『キッチンペーパー』(百均等で購入可)
(芽出しのやり方)
-1.ひたひたにした『キッチンペーパー』に重ならない様、種を置きます
-2.2つ折りにして『チャック付きビニール袋』にいれます
-3.水漏れと乾燥を防ぐためチャックを閉めます
-4.押し入れやクローゼットなどの暗所において発芽の経過を観察してください
※メロンの場合、種にキズをつけたり、冷蔵庫に入れる必要はないようです。
2.植え付け
今回は沢山のタネから芽出し(40粒位)に成功しました。
なので一本一本植え付けると、かなり大変な作業になります。
そこで超アバウト(超手軽)な方法を考案し実際に育成してみました。
(用意するもの)
・お弁当などに使う『プラスチック容器』(百均等で購入可)
・『ロックウールブロック(3cm角)』(大型園芸店(または当サイト)等で購入可)
ロックウールブロック60P ミネラル豊富な植物用培地(30mm角×60個) 簡単 水耕栽培 もちろん土栽培にもOK 【あす楽】 価格:669円 |
-1.『プラスチック容器』にひたひたになる程度『ロックウールブロック(3cm角)』をしきつめてください。
ポイントは、あとで『鉢上げ』時、一株ごとに、ばらばらにするため、作業がしやすくなるよう予め『ロックウールブロック(3cm角)』も繋がったままではなく、適当にばらしておきましょう。
-2.発芽した種が重ならないように『ばら撒き』します
-3.覆土がわりに『ロックウールブロック(3cm角)』をちぎって布団の様に種にかぶせます。
ポイントは、この布団が水分を十分吸収するよう、軽く押し付けてください
4/30日の写真の様に自立して双葉がでてきたら、いよいよ『鉢上げ』です!
3.鉢上げ
4.本葉がでてきたら
5.根が下からでてきたら
リンク集
食べたメロンの種でメロン栽培
https://tokidoki-engei.com/blog-entry-599.html
『わずか二日のスピード根(2日で根が出た)』感動しました!
食べたメロンの種からのメロン栽培 Season2 【その1】(5月5日(水)追記)
https://greensnap.jp/greenBlog/13299408
保存していた種と、これから食べるメロンF2 F3に対する栽培記録があります
メロンの育て方|栽培のコツは?旬や収穫の時期はいつ?
https://greensnap.jp/category1/kitchenGarden/botany/934/growth
メロンの育て方について詳細情報が記載されています