＜TOPの写真＞ 2022.09.17.撮影 小松菜
＜ 目次 ＞
[ 概要 ]
ベランダで『お洒落』に野菜を作ろう！
『ベランダ菜園』の弱点
・その1 日当たり
・その2 せまい土地
『プランタ』と『水耕栽培』
[ベランダ向きの野菜 5選]
1.小松菜
2.ミニ・チンゲンサイ
3.ミニトマト
4.えだまめ
5.いちご
[ 概要 ]
ベランダで『お洒落』に野菜を作ろう！
パプリカ（水耕栽培） 2020.02.15.撮影
ベランダに、お洒落な鉢植えを用意して、お洒落な花や草を植える
『ベランダガーデニング』
をやりたい！という方、結構多いのではないでしょうか。あるいは
「お洒落とは言い難いかもしれないけど、とにかく『ベランダで野菜』を作りたい！」
という『菜園』派も少なくないかもしれません。
実は『水耕栽培』を活用するなど工夫次第で
『ベランダで『お洒落』に野菜を作る』
ことも可能です！
しかも意外と『水耕栽培』は簡単です！つまり
『簡単お手軽お洒落にベランダで野菜を作る』
おすすめな『野菜』を紹介いたします！
ベランダ菜園は新鮮で飛び切りオイシイ野菜を味わうことができます。
さらに畑と違い毎日まじかで植物を観察できます。
どんどん植物が生長していく様子は、何回見ても飽きません。
まして、それが大きな葉となり、花が咲いて実になり、食せるとしたら・・・。
これこそ、畑では味わえない
『ベランダ菜園』
ならではの『だいご味』です。
その1 日当たり
畑とベランダでの栽培の違いは何でしょう？
一つは『日当たり』です。
元気に野菜を育てるために、その地の『日当たり』のよさは必須条件の一つです。
畑であれば、一日中、日光の当たる立地であることがフツーです。
でも、ベランダはどうでしょう？
『夏場の日照』って、こんなに狭いの？
マンションは
「夏涼しく、冬暖かい」
という居住性を重視しているため
「夏場は日が入らず、冬場は多く日が入る」
『南向きベランダ』が多いです。
つまり、この『南向きのベランダ』夏場は驚くほど
『日照の範囲も狭く時間も短い』
という特徴（＝植物にとっては欠点）があります。
つまり『日照』の観点から見ると『ベランダ菜園』、『夏場』は『生育領域』が極端に少なくなってしまいうという欠点があります。
その2 土地（土）が不十分
これも『ベランダで野菜』をつくりたい人にとっては、大きなハードルとなります。
具体的な対処方法は衣装ケースのような『超巨大なプランター』と、そのプランターに十分な量の何十リットルにも相当する大量の土さえ用意できればいいのですが・・・。
しかし、ベランダに、そんな大量の土と『超巨大なプランター』を持ち込むのは、そもそも、かなりの重労働であり、とても『お洒落』とはいきません。
実際に超巨大な『プランタ』に必要な大量の「土（培養土）」を『ベランダ』持ち込むとなると、それだけで気が重くなります。
しかも「土（培養土）」は一般に「使い捨て」なので、その大量の土は次回『総入れ替え』しなくてはなりません。
『プランタ』と『水耕栽培』
そこで『プランタ』を使わず『水耕栽培(含改造型)』を使うという手法もあります。
『水耕栽培』は土を一切使わないので、とても清潔です。
もちろん作業で手が汚れることも全くありません。
それも踏まえ今回は『ベランダ菜園（水耕栽培）』向きの野菜という視点で下記5種を紹介します！
1.小松菜
22_0805_小松菜たねまき
プランタ育成の場合：深さ25cm以上の鉢（標準プランタ）要
栽培の期間も短く、ほぼ一年中栽培できます。
半日蔭でも育つと言われるとても初心者向けな『野菜』です。
当ベランダでは、3cm角の『ロックウールブロック』を並べて『スジ蒔き』風に育成しています。
2022.08.09.撮影 小松菜３日で発芽
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[ 小松菜栽培 詳細説明 ]
1.3cm角の『ロックウール・ブロック』を器の中に2列以上並べる
2.『ロックウール・ブロック』の割れ目に『小松菜』のタネを『すじまき』する
3.ひたひたになる程度、水を入れる
4.日当たりのよいところで管理
5.数日で発芽
6.本葉がでてきたら、間引きし水やりから液肥に切り替える（間引き苗は「スプラウト」として楽しめます）
※液肥は水耕栽培用ハイポネックスを1000倍希釈してください
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2.ミニ・チンゲンサイ
2022.08.08.撮影 ミニ・チンゲンサイ種蒔き
プランタ育成の場合：深さ25cm以上の鉢（標準プランタ）要
チンゲンサイの小型版の品種で、見た目にとても可愛らしいく人気がある野菜です。
密植も可能で、ほぼ一年中栽培でき、栽培期間も一か月ととても短く育てやすい特徴があります。
当方栽培方法は、小松菜と同じ栽培方法で、3cm角の『ロックウールブロック』を並べて『スジ蒔き』風に育成しています。
2022.08.12.撮影 ミニ・チンゲンサイ
ただし、小松菜と違うのは『嫌光性』なので発芽までは押し入れなどの暗所で管理してください。
（私は小松菜と同じ『日当たりのよいところで管理』してしまい、発芽が遅れてしまいました。
ちなみにクローゼットに入れたら、2日で発芽しました！）
[ ミニ・チンゲンサイの栽培 詳細説明 ]
1.3cm角の『ロックウール・ブロック』を器の中に2列以上並べる
2.『ロックウール・ブロック』の割れ目に『小松菜』のタネを『すじまき』する
3.ひたひたになる程度、水を入れる
4.クローゼットや押し入れなどの暗所で管理
5.数日で発芽
6.本葉がでてきたら液肥に切り替える（ミニ・チンゲンサイは密植が可能なので間引きは不要）
※液肥は水耕栽培用ハイポネックスを1000倍希釈してください
3.ミニトマト
プランタ育成の場合：深さ30cm以上、10号鉢（直径30cm）相当（中-大型プランタ）要
『家庭菜園』の中でも最も人気のある『野菜』です。
最終的に1.5m程度の高さになりますが、日当たりが悪いと、ひょろひょろと『つる植物』の様になってしまいます。
なので『日当たり』と『たっぷりな用土』に注意して育成してください。
当ベランダではコンパクトに栽培できる『大型ロックウールブロック（7.5/10cm角）』を使った水耕栽培で育成しています。
4.えだまめ
2022.08.04.撮影 えだまめ
プランタ育成の場合：大型プランタ要
『ベランダ菜園』的に『枝豆』の栽培は『大きな株』となるので若干ハードルが上がります。
でも実は『えだまめ』を始めとする『マメ科』の植物は、育てやすい要素があります。
それは『マメ科』は『根粒菌』を根本に自生させ、これが自らの株に窒素を与えるためです。
逆に窒素系の肥料をやりすぎると、上手く育たないとも言われています。
なので『根腐れ』を防ぐため『カリ』を中心に与える『水耕栽培』で育てやすいという特徴があります。
当ベランダではコンパクトに栽培できる『大型ロックウールブロック（7.5/10cm角）』を縦に使った水耕栽培で育成しています。
5.いちご
プランタ育成の場合：深さ25cm以上の鉢（標準プランタ）
いちごは株が、あまり大きくならず苗木を購入して育てれば簡単に育てられます。
ベランダでは虫の受粉が受けにくいため、花が咲いたら筆などで人工授粉（花を筆でなでる）してください。
実ができてきたら網などをかけ『鳥対策』をしてください。
『ベランダ菜園』の『いちご』は鳥に発見されやすいです。
「何か数減ってない？」
と思ったら、もうやられています(笑)
逆にイチゴの場合は、『たねから』育てる必要があるため、『水耕栽培』での育成は、あまり初心者向けとはいえません。
リンク集
[ベランダ菜園]
植木鉢で野菜を育てよう！ベランダでも楽しめるかんたん野菜12選
http://www.barge.jp/ex/hachi/planter_vegetables
ベランダ菜園向きのおしゃれな植木鉢が多数紹介されています
マンションのベランダでできる！プランターひとつで手軽に家庭菜園
https://journal.anabuki-style.com/apartment-kitchen-garden
ベランダ菜園のはじめ方やおすすめの野菜が紹介されています
おしゃれにベランダ菜園を始める方法
https://uete.jp/blogs/magazine/veranda-vegetable-garden
ベランダ菜園をおしゃれに始めるヒントが満載されています