『年収1000万円!』しかも『派遣社員』で・・・。そんなの無理だと思うあなた、実は案外そうでもないんです。
ある派遣会社では、自分のところで、「『時給5000円』で仕事をしている人がいる」と言っています(もちろん、少数派ですが・・・)。
ざっくり計算してみると
5000(円/時給)x160(H/月平均工数)x12(か月)=9600000円!
忙しい『派遣社員』に残業0Hとかあり得ないので、それを加算すれば、容易に
『年収1000万円越え!』
するでしょう。(月たった8H以上の残業で達成可)
では、これに近づくためには、どうしたらいいのでしょう?
答えは簡単!『派遣会社と交渉して時給をどんどんあげて行く』
たったこれだけです。私は2年足らずの『派遣社員』生活の中で、現在月収50万円越え(年収換算で600万円越え)というところまで達成できました。
今回は、そんな派遣会社と
『得する交渉術』(8つのポイント)
をお伝えします。
1.事前準備は入念に・・・
2.交渉は強気で!その理由は・・・
3.「絶対譲れない」条件を持とう!
4.就業期間は3か月で・・・
5.最初の契約は、無理せずに・・・
6.就業開始時期は『ひと工夫』
7.『残業代』は要チェック !
8.『交通費支給』に騙されるな!
1.事前準備は入念に・・・
『派遣社員』になるためには、『派遣会社』に派遣登録することから始まります。ざっくりその手順は
1.派遣会社に申し込み(たとえば当サイトのスポンサーをクリックすれば
やり方が出てくるはずです(笑))
2.『登録会』へ参加
3.就業先を案内され、『派遣先』会社での面接を経て、めでたく『就業』
といった流れが一般的です。ここで言っている
『派遣会社と交渉』
とは、2.『登録会』のことです。2.『登録会』はその派遣会社へ出向いていわゆる『面接』と『手続き』が行われます。
この『登録会』では『どんなお仕事』を『どんな条件』でやりたいのか聞かれます。なので、
タウンなんちゃら派遣とかエン派遣なんちゃらなど『派遣』のつく情報サイトであらかじめ入念な下調べをして挑みましょう。
これが何より大切なポイントとなります。そしてこの『登録会』で、すらすらと自分の希望が言えるようにしておきましょう。
「えっ、それじゃ普通の会社の面接試験みたいじゃないか」
そう思われるかもしれません。
もっと簡単にするなら、情報サイトから実際に就業したい条件の案件をメモッておいて、
『こんな感じの希望』
というだけでもいいでしょう。その際、
『ちなみに「自分の希望条件を通したいので」こちら以外の他の派遣会社さんもにも何件か登録してます(あるいは登録を予定しています)』
とひとこと付け加えましょう。
あなたはこの時『派遣会社』のお客さんです。なので相手の態度が一変しますよ。
そうそう、つまり『情報サイトのチェック』だけでなく『派遣登録』は複数社『面接』をうけてください。
時間的にも、労力的にも結構大変ですが、ここが踏ん張りどころです。頑張りましょう!
2.交渉は強気で行こう!その理由は・・・
実はこの『派遣業界』、大変儲かります。その証拠のひとつに大手事業者が続々と参入しています。つまり、
『派遣で仕事をする』人には
『超売り手市場』です。
どれぐらい儲かるかというとその筋の情報によると
『派遣会社は派遣先企業から派遣社員の給料の2倍の金額を貰っている』
そうです。だから、雇用者に提示した時給が高い仕事ならそれに乗じて儲かる仕組みです。
そういった観点からエントリー時点で少しでも時給の高い職種、ジャンルを探して挑戦することをお勧めします。
3年間ずーっと月額3,590円(税抜)【Smafi WiMAX】つまり、あなたが『時給の高い仕事』をすればするほど、その『派遣会社』もその分儲かる訳です。
いわばWinWinの関係ですね。
これが『派遣会社』にとってあなたが『お金を生む』大切な『お客様』であるということなのです。
なので、面接とはいえ、『お客様』対応な派遣会社が普通です。
強気でがんがん行きましょう!
3.「絶対ゆずれない」条件を持とう!
いくら『年収1000万円』を目指すからといっても、無理は禁物です。
たとえば、仕事が原因で体を壊してしまっては元もこもありません。
私は労働契約に関して、3つの「絶対ゆずれない」条件をつけることにしています。
・勤務地は自宅から一時間以内
・時給はXXXX円以上
・残業代が時給としてつくこと
これで自分の仕事は単なる『雇われ人』ではなく『セルフプロデュース』した仕事・・・そんな感じになるかな・・・。
特に『勤務地』は近いに越したことありません。
サラリーマンだと『通勤片道2時間』なんてひと良く見かけます。
会社に勤めている限りこの改善は不可能でしょうね。
(↑1000万目指すには、やはり自己啓発も必要かも・・・)
4.就業期間は3か月で・・・
最初の契約は、『派遣会社』も『派遣先』もあなたの様子を伺いたいので3か月もしくは1か月の短い期間での契約でしょう。
それで問題ないようだと『派遣会社』は6か月とか1年の長期契約を勧めてくるかもしれません。
でも基本3か月で契約した方がいいです。それによって価格交渉に持ち込みやすくなるからです。
たとえば、3か月で契約をした場合、2か月程度就業した時点で『派遣会社』から更新するか打診があります。
そこで、必ず『時給アップの交渉』をしましょう!
3年間ずーっと月額3,590円(税抜)【Smafi WiMAX】その際自分は「常にスキルアップを目指しているので、収入もアップしてほしい」と伝えましょう。
ここで、再度「他の派遣会社により高いところを探して貰っている」旨伝えると効果的です。
事実、その時期になると熱心な『派遣会社』から
「お仕事の状況はいかがでしょうか?」
と電話が掛かってきたりします。そこですかさず
「待遇面で不満があるので、どこか探してほしい」
と伝えましょう。先ほど、現在の派遣会社(=あなたの会社です)に
「他の派遣会社により高いところを探して貰っている」
と言ったことが、単なる『はったり』ではなく、『事実』になります。
5.最初の契約は、あまり無理せずに・・・
とはいえ、ルーキーがいきなり『時給5000円』よこせ・・・といっても、さすがに笑われます。
4.の説明の様にいくつもの派遣会社を手玉に取り、徐々に『時給』あげてゆきましょう。
6.就業開始時期にも『ひと工夫』
それから、『就業開始時期』も考慮しておきましょう。
『派遣先』企業は予算を組んで挑むので4半期ごと(4,7,10,1月始まり)の求人が多いようです。
それに『登録会』で『即日就業希望』と言ってしまうと『他派遣会社との比較』を待たずして決まってしまいます。
まぁ、確かに最初は、それでもいいのですが・・・。
『就業に、がつがつしていない』ことを派遣会社に理解させましょう。
これは収入が横ばいにならないようにするためにも、慣れてきたら是非使いたいテクニックだと思います。
7.『残業代』は要チェック
派遣会社によっては『月給制』もあるようですが、これだと残業代がつかないので、要チェックです。
正社員と比べ(ボーナスがないから?)、『派遣社員』は時給が高めの設定になっています。
なので『残業代』が支給されない雇用契約は絶対避けましょう。
8.『交通費支給』に騙されるな!
最近、『交通費支給』をうたう派遣会社が増えていますが、金額を考えてみてください。
特に私の場合は『自宅近所での就業』が絶対条件なので、月の定期代は1万未満です。
残業代がちゃんと出れば時給の高い派遣社員なら月3,4hの残業代で元が取れてしまいます。
つまりここでも残業代の扱いがポイントになることがお分かりいただけましたか?
まとめ
2020年4月、いわゆる『同一賃金同一労働』法が施行されました。残念なことに「コロナ過」の中、
「それどころではない!」
といった感じで、ほとんど注目されていません。でも例えば年収1000万円ほしいのであれば、お上やその会社のシステムに頼っていては実現できません。
『自分で考えて実行する』
ことが最も大切なことだと思います。