「派遣社員の『時給』ってそう簡単には上がらないよな」
そう思っていませんか?
でも実は創意工夫と意気込み?次第でどんどん上げてゆくことができます。
ちなみに私は会社を辞め派遣の仕事を始めてから3年近く立ちましたが今回で最初のお仕事からトータルで
『時給500円UP』
に成功しました。現在(残業代も含めると)の収入は年収換算で600万円を越えています(月収毎月50万円以上)。
今回はそんな『派遣社員の時給アップ交渉』に必須事項ともいえる5つのポイントとして紹介します。
1.契約は3ヵ月単位で
2.1回の金額UPは控えめに
3.交渉は和やかにかつ決意を持って
4.お給料を決めるのは誰?
5.『派遣会社』は選ぶもの
まずは詳細見ていきましょう!
1.契約は3ヵ月単位で
まず契約。2回目
以降の契約更新は1年とか長期にしたいと考えるのが普通の『派遣社員』です。
でも派遣で働く人にとって将来的に『時給交渉』を実現したいと考えるなら3ヵ月とか短く刻みましょう。
それは時給アップの交渉は契約更新の時にしかないからです。
それに3か月という短い期間での契約を継続することによって派遣会社に対しても
「この派遣先、気に入らなかったら3か月後には他に移るからね」という
『強きの姿勢』
を見せつけることもできます。そのためにも『期間短く契約すること(3ヵ月)』は必須事項です。
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2.1回の金額UPは控えめに
ちなみに私の今回の時給アップ金額は50円です。「えっ、たったそれだけ?!」
そう思われるかもしれませんが、実はこの様に長い時間を掛けて、じりじりあげていくのがコツです。
もし、(年度の切れ目だから)200円上げてと言っても笑われておしまいでしょう。
ちなみに今回までの時給550円のアップ、計算してみると・・・
1ヵ月の平均的な労働時間20日X8h=160hとすると
160(h)x550(円)=88000円!
も月給が上がったことになります!ヒラのサラリーマンでは絶対味わえません!はっきり言ってこれが
『派遣で働く』
ことの魅力の1つでもあります。
3.交渉は和やかにかつ決意を持って
もちろん派遣会社との契約で「時給あげて」「いいよ」なんて簡単にはいきません。今回は参考として私のケース、タイミングと手順を書いて置きます。
-1.契約更新3回目(つまり10ヶ月目の更新)の時、派遣会社から「契約更新(=継続)するか」の確認のTELあり
「継続しない方向で検討中。いつまでに回答すればいいですか?」
と切り出す。(担当者上司とその場で相談?)
「3日後『会社訪問(私の働いている派遣先の会社へ来るということ)』しますのでその時話し合いをしましょう」ということになる。
-2.迎えた当日、派遣先の会議室で具体的な金額交渉をする。叶わないなら他の派遣会社か『フリーランス契約』も視野に入れた他の業務を探す旨を伝える
実はたったこれだけ。でもコツというか決意として
「交渉通らないなら辞めて他の仕事探します」
という演技だけでなく覚悟を見せました。具体的にはその次の週に長期のお盆休みがあったのでこの間に次の仕事を探す予定だと生々しい現状を告げました。つまり
「コイツ本気らしいぞ」
そういう雰囲気をつくる(事実その決意あり)というのが一番のコツです。
本当に時給が上がるかは疑心暗鬼でしたが、この会議の翌日に派遣会社の担当から更新は50円アップなら可ですか?の報告を受け契約しました。
実はこれ以外にもお互いの空気を悪くしない(終始和やかに交渉を進められる)
『魔法のコトバを使った交渉術』
があるのですが…。長くなるのと『派遣会社』のひとに『ネタバレ』してしまうと誰も使えなくなってしまうのであえて今回はここでは触れません。
別の機会に何か『キーワード』的に皆さんにお伝えできたらと今策を練っています。
後日追記:『魔法のコトバ』については下記ページで紹介しています!
【派遣社員】『派遣会社』は使い捨て?!給料アップに繋がる『魔法のコトバ』とは?
4.お給料決めるのは誰?
派遣会社の人は今回の値段交渉の際、まずこう言いました「貴方の働きがよければ派遣先が時給上げてくれます。でも契約は年度単位なので今回のアップはありません」。
ちなみに以前お世話になった別の派遣会社でも全く同じ趣旨のことを言われました。
でもお話した通り
「アップしないなら派遣会社移ることも含め仕事変えるかも・・・」
と強く推したところ後日、向こうから「50円時給アップで契約」を打診してきました。
わざわざ派遣先会社(つまり私たちが働いているところ)へ出向いてきたのは、
『派遣先と派遣会社で交渉したよ』
という『演技』なのです。そう実は
『派遣社員』の給料を決めるのは『派遣先』企業ではなく『派遣会社』なのです!これは非常に大切なポイントです。押さえておきましょう!
5.『派遣会社』は選ぶもの
契約型派遣は文字通り契約が全てです。過去に『派遣先』から契約切れ(いわゆる派遣切り)を言い渡されて3ヶ月単位でプータローになってしまったことが何回かあります。
その後の派遣先をその派遣会社に探してもらいましたが、見つからず、結局その派遣会社の担当者は
「すみません、私の力不足です」
というたったひと言で私はその後3か月無職という露頭に迷うはめになりました。ひどい話ですよね。
もちろんうちのサイトの宣伝にその派遣会社は絶対入れさせませんのでご安心ください。
その後結局別の派遣会社で仕事を探してもらいましたが結論として派遣会社は信用しない方がいいということです。
つまりそんな派遣先都合で簡単に『派遣切り』されてしまうので、派遣労働者はなるべく長期契約したいと考えます。なので
「価格交渉なんてとんでもない!」
と考えがちですが逆です。企業側つまり
「派遣先都合だけでクビ」
になってしまうというのは自分の『価格交渉』とは全然関係ない次元で起きていることなのです。
しかも(弱い?)派遣会社によってはそれを全然リカバーすらできません。私は何回もそれを実証済です。
衝撃ですよね。こんなリスクを回避するためにはすくなくとも数社『派遣登録』を済ませておきましょう。つまり最後のポイントは
『派遣会社』は選ぶものであり所属する(社員になる)ものではないということです。
(何か今問題になっているどっかの大手お笑いプロダクションみたいですがこれが現実です)
この『派遣登録』により個人のメールにも随時情報が入ってきます。その結果今回の様に
『価格交渉の切り札』
として使うことも可能となります。派遣会社のホンネは
「時給50円アップ要求を否定しただけで他(の派遣会社)へ鞍替えされてはかなわない」
この一言を導き出すことが『50円戦略』で勝ちを導き出す最大のポイントです。
今回は派遣先が長期契約(年度末)を希望していたのを知っていたので、ちょっと冒険かな~と思いつつ実践してみました。
みなさんもあくまで値段交渉は「自己責任」でやってくださいね。
そして陰ながら応援します。政府に頼るだけでなく、みんなで『派遣社員の地位向上』を目指しましょう!
★「退職代行」をつかわず自分が会社を辞める時に使った方法を紹介しています
参考サイト・リンク集
MichaelPage [ 派遣の時給交渉はいつ行う?効果的なアピールポイントも紹介 ]
派遣の時給交渉を行いやすいタイミングに詳細な説明があります
ミライのお仕事 [ 派遣社員で時給100円アップを目指す!時給交渉で失敗しないタイミングとコツを紹介 ]
https://jobseek.ne.jp/jikyukosyo001.html
時給交渉をするときのコツや時給交渉が成功するタイミング、その伝え方などを紹介
ネットショップ経営 [ パートやアルバイトが時給を上げる方法や交渉 ]
https://www.netshop7.com/blog2/seityousenryaku/
中小企業の社長さんならではのユニークな視線トークです