『派遣会社』は使い捨てしよう!
派遣社員の給料の安さを皮肉って
『派遣社員は使い捨て』
なんていう人もいますよね。でも本当にそうでしょうか?
世間一般に『派遣業務』とは
「『派遣会社』が自社の『派遣社員』を『派遣先企業』に派遣」
するシステムのことです。そこで実際に自分が『派遣社員』になってみました。
すると、それと同時に、それが
『派遣会社』が紹介する『自分が働きたい会社』を選ぶ『働き方』。それは働く『場所』だけでなく働く『期間』も自由に選べる
ことである!ということに気付きました。つまり言い換えると考えようによっては
『派遣会社は使い捨て』
的な『コンビニエンス』的な存在でもあるという衝撃の事実に気づいてしまったのです!
更に掘り下げて言うなら、あなたがIT系など需要の高いジャンルの仕事を選ぶことで
「『派遣会社』をローテーション」
して上手に使いまわす!ことだって簡単に出来るのです!
そして上手に使えばステップアップ(=収入アップ)に繋げることも簡単にできます。
あなたの『収入』は『交渉』がすべてです!
つまり、あなた『派遣社員』と『派遣会社』にとって大切なことは、ただ一つ
『派遣会社とうまく交渉できるか?』
ということだけなのです!そこで前回
で残念ながら紹介しきれなかった特効薬
『魔法のコトバ』
について今回は深く掘り下げて考えてみましょう!
『派遣会社』が絶対に教えない『魔法のコトバ』とは?
実は、この
『魔法のコトバ』
誰にも教えたくない位、簡単なのに絶大な効果があります!
(逆に言えばだからこそ
『魔法のコトバ』
なんですけど・・・)
『魔法のコトバ』要点を箇条書きにして見ると
1.具体的な金額提示をすること
2.その根拠を自分の収入の生涯計画を引き合いに出し説明
3.その要求(この時は時給50円アップ)が受け入れられないなら
『派遣会社(=今の仕事)』変えます!
と『派遣会社』の担当に言う!
たったこれだけ!です。
早速実践編です!今あなたは『派遣会社』の営業と契約継続の交渉をしているとします。
どうしたら素早く『時給アップ』の交渉を成立させられるでしょうか?
私は『将来の展望』と題し『十年』という長いスパン(60歳で定年)で具体的な金銭目標があることを伝えました。
(皆さんが、この作戦(?)を使う場合は自分でオリジナルのシナリオを考えてください。
何故なら派遣会社のあなたの担当の人がこの記事を読んでいたら
『ネタバレ』したことになります(笑))
その時点で派遣会社からの信用を失う(=失敗する)可能性もあります。要注意です!
ちなみに、そう、ちなみにです!私のシナリオはこうです。
1.(契約更新の時期だったので)まず何時(何月何日)までに更新有無の回答をすればいいのか問い合わせる
2.その理由は今回『契約更新しない』方向で動いているためと伝える
3.『契約更新しない』理由は下記シナリオを実現させたいが、このまま(時給が一円も上がらない)ではそれが実現不可になりそうだからの旨伝える
-榊春樹のシナリオ-
※『時給5000円』の
(IT)派遣社員は居ます!
1.お仕事の収入目標!「10年後に年収1000万を達成したい」
2.そのためには時給5000円(月収800000円)を目指す必要がある。逆算すると1年で時給200円上げる必要がある
3.(一年分とはいえ)一度に200円アップは難しいと思うので、まず今回、少し(具体的に50円)でも上げて欲しいと依頼
この時ここの『派遣先企業』は勤めて、もう10か月めであることも理由のひとつとして挙げる。
4.もし(今回50円アップが)無理なら自分の目標はこの『派遣先企業』では到底達成できそうにないので、別の仕事を探すと宣言。
たったこれだけです!ポイントは、具体的な『手段』『時期』『金額』を全てこちらから提示しているところです。
なので、こんなに簡単なもの同士の組み合わせなのに『派遣会社』とも全く、もめませんでした。
上記説明を一回しただけで事実上『派遣会社』の持ち帰りになりました。
翌日のお昼休みに担当からTELがあり
「契約更新は50円アップでお願いします」
と向こうからお願いされました!
ちなみにこの時の会議は10分も掛かりませんでした。私の後に「契約交渉」に臨んだ人(?)は1時間も会議してました(笑)
このやり方
『のるかそるか』
的な要素が多々あります。
(派遣会社の担当が「じゃ勝手にすれば!(=うち(の『派遣会社』)辞めれば」
とさじ投げられたら、それで終わり!ですね)
もっとも、ここまで説明してきた通り
『派遣会社を変える』
だけの話であることですが…(笑)
なので取り扱いは慎重に・・・。失敗しても、それは、あなたの『自己責任』であることだけは、お忘れなく・・・。