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派遣社員6つのデメリット-でその先リカバリ方法も考えてみた

更新日:

派遣社員として働いていると、いくつかのデメリットに気づきます。

まず、その6つのデメリットとは・・・

1.収入が少ない
2.ボーナス制度がない
3.退職金制度がない
4.残業代で稼げない
5.会社内(派遣先)での地位が低い
6.すぐに『派遣切り』されてしまう

こんな感じでしょうか?

そんなデメリットと、さらにその先、リカバリーの方法も併せて細かく見ていきましょう。

1.収入が少ない

これに関しては、自分の場合ですが、すでに克服できています。

(『派遣社員の実態 私が「正社員」でなく「派遣社員」をやっている10の理由』で紹介しています・・・)

たとえば、27年勤めあげた前の某会社では、最終年の 年収は約600万円でした。

しかし新しく派遣で入った会社では、2019年3月の月給(残業代込みですが・・・)53.1万円ありました。

この金額、特に残業が多い月というわけではないので、平均月収ととらえています。

・・・ということは・・・捕らぬ狸の皮算用ですが、ここでの『予想年収』はその12倍、637.2万円になるということです。

つまり手取りで換算すると『サラリーマン時代』は30-9で

約20万。

で、今(派遣社員)は50-9で

約40万円

・・・なんと倍!。

ほんと、ここまで来た今だから言えることかもしれませんが、いくら評価が低かったとはいえ、27年も働いた

『サラリーマン時代』

が馬鹿らしく見えてきます。

パーソルテクノロジースタッフ(旧 インテリジェンスの派遣)

 

2.ボーナス制度がない

「『派遣社員』は月当たりの収入がよくたって、ボーナスないだろ?」

『正社員』の方(『サラリーマン時代』の自分も含めて・・・)によく言われます。

でも先ほどの説明を理解された方は、もうすでにお分かりかと思います。

少なくとも私の場合、そのボーナス込みで計算しても、年収では、すでにこの今回の『派遣社員』の方が『サラリーマン時代』より金額的に上回っているのです。

会社のボーナスは『業績がいい』と増えますが、悪いと・・・最悪出ないことすらあります。

(ちなみに、私が勤めていた会社は大手のおかかえエンジニアリング会社だったので、27年間で、出なかったり、極端に少なかったことは、一度もありませんでした。

そういった意味では、結構立派な会社だったと思います)。

つまり派遣社員から見ると、『ボーナス制度』とは『月給額を抑えて』社員が逃げないようにするために考え出された会社の仕組みのひとつです。

私はこれも『派遣社員のデメリット』だとは思っていません。

3.退職金制度がない

このデメリットも、2.ボーナス制度がないのデメリットと全く同じです。むしろ、企業の束縛観がパワーアップ、スケールアップしてます。

『退職金制度』は終身雇用が大前提ですから、会社にとって『社員を「定年まで」逃がさない』という究極の仕組みなのです。

つまり『退職金制度』とは、

『定年まで「あなたの働ける時間のすべて」をこの会社で働いた人』

が会社からもらえる究極の

『会社員生活を全てこの会社に捧げてくれた人』

への『総括ボーナス』という意味です。

たとえば、具体的においくらぐらいでしょう?

うん千万単位なのでひっくり返りそうですが、年収換算して何年分ですか?

つまり、『正社員』よりその分(X年)長く『派遣社員』として働けば、この問題は解決できます。

ちなみにこれも別件でお話することになると思いますが、派遣先で『年齢制限』があるとことろというのは聞いたことがありません。

つまり『派遣社員』は定年がないようです。

4.残業代で稼げない

派遣先の企業にとって、『派遣社員』は、あくまでアルバイトのような 忙しさを回避するための『臨時雇い』です。

なので、正社員と比較して、残業時間を制限している派遣先も多いようです。

結果として、『正社員』のように『残業代で稼ぐ』というのは一見、難しいと思われがちです。

たとえば、『正社員時代』にお金欲しさに『残業代』を計算したことがありました。

自分は平社員だったせいもあるでしょうが、時給約二千円でした。5h残業するば1万円・・・といった感じです。

でもでも・・・。今の『派遣社員』契約は、それらをはるかに上回っています。

たとえば、先ほど出てきた3月の残業代96063円は30h程度の残業です。

もし、正社員時代でこの金額ほしいなら・・・。なんと48hも残業しなければなりません。

そう、『派遣社員』(私の場合ですが・・・)は、アルバイトとはいえ、正社員より、かなり高い時給で働いているのです。

私は派遣社員になったことで、この事実に気づきました。

また別のパターンで『月給制』を導入している雇用契約もあります。この場合、残業がある値を超えないと付かないという理不尽な場合もあるので、注意しましょう。

『派遣労働者のメリット!絶対『得する』たった2つのポイント!』

などで説明していますのでご参照ください。

エンジニアの新しい働き方を応援する「MIDWORKS」

 

5.会社内(派遣先)での地位が低い

これはあくまで、『派遣社員』は、アルバイト扱いです。我慢しましょう。

むしろ、(前にも紹介しましたが)派遣社員なのに、正社員扱いしてコキ使う派遣先もあります。

自分もそんな

『ブラックモンスター企業』

にあたり心身共に疲れ果ててしまった記憶があります。

とにかく、このお仕事、同業者に訊くと、別名『ITどかた』とも言うそうです。

『どかた』はどかたらしく働く・・・外見それで、私はいいと思っています。

セントメディア(派遣)

 

6.すぐに『派遣切り』されてしまう

最後になってしまいましたが、実はこれが『派遣』で働く人にとっては、最大のデメリットです。

私も、最初の会社が2か月、次の会社は割と長くて1年、そして、その次の会社が3か月という感じです。
なんとわずか2年の間に5回も会社が変わっています。これだと、「あいつ、職を転々としてるらしいぜ・・・」

と言われても仕方ないですね。残念ながら・・・。

立派な(しぶとい?)派遣会社だと後任の派遣先を探してくれますが、

ドライ(コネが少ない?)派遣会社だと

「あなたの(我儘な?)条件に合う案件はありません」

とあっさり切られてしまったりします。これについての対策はこれも

『派遣労働者のメリット!絶対『得する』たった2つのポイント!』

などで解説していますので、ご参照ください。

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