『再就職手当』を貰おう!
『再就職手当』とは、その名の通り
『失業手当を受けている人が就業(再就職)した時ハローワークから支給される手当』
の事です。
『早期に再就職』すると多額が貰えるゆえ、別名
『ハローワークからのボーナス』
とも呼ばれる大人気な(?)失業者向け手当の一つとなっています。
今回、私は無事『受給条件』をクリアし『再就職手当がもらえた!』
ので、ここで紹介いたします!是非、皆さん参考にしてください。
プラス情報として、私の編み出した
『マル秘(ほどでもないけど、とっておき)テクニック』
等も交え実話として紹介致します。
思い立ったが吉日
私は現在フリーランス・・・というか『IT派遣』というジャンルで、お仕事をしています。
しかし、どうしても現在のお仕事、色々な意味でハードであり耐えがたく『転職』を考えていました。
「もう就業は一年ちょうどになるから、きっとアノ
『再就職手当(再就業手当)』
受給資格できたに違いない・・・」
という訳で、『取りに行く』作戦に出ました。
当時「ほんとにもらえるか」は定かではありませんが(最終判断は『ハローワーク』の職員のジャッジで決まります!)
『仕事での安定』を捨て、思い切って『転職(転業)』することにしました。
成功者は語る
結果この戦略(『再就職手当(再就業手当)』をもらおう!)は無事成功しました!
つまり『条件を満たしている』と『ハローワーク』に判断された訳です。『
(その金額なんと632618円!(TOPの写真))
まずは『失業手当』から
『再就職手当(再就業手当)』をもらう条件として前段階でいったん「失業者」となる必要があります。
具体的には派遣会社に『離職票』を発行してもらい、これを『ハローワーク』に持ってゆくことによって『失業者認定』をしてもらうことになります。
(別記事で紹介予定です)
ー私がもらった『失業手当』ー
内訳として7,8月は『失業者』で9月から就業したので、フツーの失業手当も2か月分貰っています
(日額7366円と、とても、安く、フツーの人が、ひと月、生活できる水準ではありませんが・・・)
8/19 139954円
9/22 110490円
銀行に振り込まれてました。
『再就職手当(再就業手当)』だけで
「100万円もらえる」
人もいるそうですが、金額的には、この『失業手当』も『再就職手当(再就業手当)』に加算されるので(つまりトータルで87万)私的にはこれで十分かなと感じています。
派遣社員『再就職手当(再就業手当)』のもらい方
表題にもありますが『再就職手当(再就業手当)』をもらうには幾つかの条件を満たさなければなりません。
でも逆に実はそれらの条件さえ満たせば『正社員』だけでなく『派遣社員』(『非正規労働者』)でも堂々満額もらえます。
まさに『自由に会社と仕事を選んで働く』働き方を選んだ『派遣社員』とは、実に相性のいい『手当』だと言えます。
『再就職手当(再就業手当)』のもらい方 -検証編-
まず私が『満たした(と思われる)条件』は下記のとおりです。
1.直近3年間で再就職手当を受給していない
2.退職前の会社に一年以上勤めていた
3.その会社で雇用保険に加入していた
4.待機期間(退職から7日)中に再就職していない
5.離職前の企業(派遣会社のこと)で再就職してない
こんな感じです。
でも、あくまで該当、非該当を判断するのは『ハローワークの担当者』です。
これで完璧という訳ではありませんのでご注意。
事実、自分もハローワークの方に「これなら再就職手当貰えますよ~」と言われ、書類を渡してもらえるまでは、毎日、はらはらどきどきでした。
詳細みていきましょう!
1-3は仕事を辞める前、つまり就業中に確認しておくべきことです。
『段取り』的には『前準備』といったところでしょうか?特に
『1.直近3年間で再就職手当を受給していない』
は私が前回もらった時には無かったルールだと思われます。
「転職(転業)で再雇用手当を再びゲット!」したいという人は十分、注意が必要です。
3は給与明細を見れば分かります。もし、不安だったら、派遣会社に念のため問い合わせるといいと思います。
4は退職後の話です。まぁ、雇用は月単位で管理されているので、いったん失業者になったら、あまり心配はないでしょう。
当然、ずっと継続して『お仕事』が出来た場合は『失業者』に相当しませんので、失業手当ももらえません。
ちなみに、私の場合は再就職まで2か月かかりました。
一か月で決まると思ったのですが、そうは問屋が卸さないといったところでしょうか?
気合を入れて『再就職』先をみつけないと、もっと掛かる可能性もあります。
『離職票』がきたら『ハローワーク』に行こう!
会社を辞めると、『派遣会社』から『離職票』が届きます。
ーと言いたいところですが『派遣会社』を辞める時に『離職票』を発行してもらう手続きをしてください。
ほったらかしだと永遠に『離職票』はでてきません。
最近では『派遣会社』のWebサイトから発行手続きができるところが多い様です。
そして郵送されてきたら、なるはやで『ハローワーク』に行きます。
しかし実際には『派遣会社』側からすると他の『派遣会社』へ転職されるのを極端に嫌います。
なので、なかなか『離職票』を発行したがりません。
ちなみに今回うちの『派遣会社』はルールとして「翌月20日ごろ発送」とありました。
(ルールでは「退職後すみやかに会社は離職票を発行すること」とありますが、自分が携わった、すべての『派遣会社』から届いたのは、翌月20日以降でしたね・・・)
今回のケースも21日の夜に届いたので、22日にハローワークにいきました。
一日でも早く欲しい失業者に対して、お上のルールは『退職から一か月以内』となっているのにぎりぎりと思える、この派遣会社のルール上は20日だそうです。
会社と『お上』とのバトルの一端が、こんなところにも垣間見えますね。
ようやく、入手した、この『離職票』を『ハローワーク』持ってへゆくと、『失業手当』申請のスタートになります。
『離職票』のチェック
事前に『離職票』の『離職理由』をチェックしておくといいと思います。
まぁ、でも必然ではありません。
まずは、この『離職票』を持って『ハローワーク』に行きます。
そして、この項目について質問されるので
「継続して働きたい意思はあったが(派遣会社の我儘で)契約満了ということで失業した」
とはっきり言いましょう。
そう発言すれば、もし万が一『悪意のある派遣会社』で『離職票』の『離職理由』を『本人都合』と書いて出してきた場合、社員と会社で「退職の理由が異なるね・・・」となります。
この場合ハローワークから派遣会社に対して調査が入ることになるそうです。
つまり、このことを知っていれば『派遣会社の不正』を未然に防ぐことができます!
再就職できたら
再び『ハローワーク』に行きましょう。
再就職できたので、『再就職手当』を受けたい旨、報告します。
もし、担当者がチェックしOKなら必要書類の説明を始めてくれます。
『OK』がでるまで最もどきどきする瞬間です(笑)。
再就職手当に必要な書類
ここで説明してもよいですが『ハローワーク』の担当者が懇切丁寧に説明してくれるので、その指示に従いましょう。
書類には自分で記入するもの以外、新しい仕事を紹介してくれた『派遣会社』に郵送して書いてもらうものもあります(②~⑥)。
『派遣会社』から、この書類が郵送されてきたら、これらを持って『ハローワーク』へ行きます。
おそらく、もう就業してますから、郵送がいいと思います。
支給決定後、1週間程度で指定した口座に現金が振り込まれます。
リンク集
派遣社員で再就職手当をもらった体験 – つぎいろhttps://tsugiiro.com/reemployment_allowance/
『再就職手当をもらった体験』を『もらう条件』『気をつけること』などを中心に詳しく解説しています
派遣社員でも再就職手当が貰える!取得条件と必要書類
https://hakenreco.com/saisyu-syokuteate
『再就職手当の額』にわかりやすい解説があります
離職票がもらえない!くれないのは違法?ハローワークへの問い合わせも解説
https://hataractive.jp/useful/2036/
企業から離職票がもらえないときの対策が紹介されています
離職票が届かない…とるべき手順と代替手段|社労士監修
https://www.koshigaya-roudou.com/post-173/
社労士視点での『離職票がもらえないときの対策』方法等が詳細に説明されています