『派遣社員』って、お給料、安いよね~と思っている人、結構多いと思います。
でも『IT派遣』など、ちょっとだけでも『なんらかに特化した派遣社員』を目指せば、
『年収600万超え(646万円)』
を実現するという事、さほど高いハードルではありません。
事実、私の場合、2015年『サラリーマン時代の最後の年』つまり会社での最高年収は
『603万円』
でしたが、アルバイト感覚で始めた『IT派遣』2年目、2019年の年収は『646万円』を実現できました。
フリーランスになってからの最初の目標
『サラリーマン時代の最高年収を超える』
は、2年程の『IT派遣』のお仕事を経て、あっさり、実現できてしまいました。
そこで今回ここでは『良かった点』を率直に振り返ってみたいと思います。
当時は、必死にやっていたので、気付きませんでしたが、今(2022年)にして思えば、その考え方は結構シンプルであることに気付きました。それは
「ひとつの『派遣会社』に支配されるのではなく、『派遣会社たち』(複数者)を上手にコントロールすること」
ただただ、これに尽きます。
慣れてくれば、実は超簡単!ポイントは下記4点にまとめることができます。
1.派遣会社は安牌と広域サーチのため複数社登録しよう!
2.『相場』は大切!派遣系情報サイト(en派遣とか)のチェックは欠かさずに!
3.『儲かってる!』『派遣会社』なので、徹底的に競ってもらおう!
4.収入アップの施策は常に続けよう!
のたった4つです。では詳細、見ていきましょう!
1.派遣会社は安牌と広域サーチのため複数社登録しよう!
派遣会社の複数社登録は『IT派遣社員』として働くひとの必須対策といえるでしょう。
ひとつの派遣会社に自分の一生を託す・・・。
それって、逆に無謀ですよね。
『派遣会社』や『派遣先企業』は、みなさんのこと
『派遣会社の正社員』
だと思っています。
(といいうか、お上からみても、厚生年金や社会保険が受けられる等、立派なサラリーマンです!)
でも、当人は『フリーランス』であるという強い自覚が必要です。
たとえば、フリーランス的思考だと『派遣会社』は、本当の意味の『会社』ではなく、仕事を紹介してくれる『エージェント』だと考えるべきだと思います。
なので『派遣会社』は辞めるのではなく、変えるだけだという認識を持ちましょう。
たとえば、あなたが最初の営業(=派遣での就業)施策している場合を想定してみます。
それぞれの派遣会社は、たとえ同じジャンルでも担当するお得意先が違います。
あるいは同じ『お得意先』を持っていても、最終的に『派遣社員(派遣会社から見れば社員)』に支払われるお金(時給)が違うこともあります。
(『派遣先企業』も複数の『派遣会社』を利用しているということです。
まぁ企業側の『リスク回避』という観点では当然ですが・・・)
つまり『派遣会社』を沢山登録することによって、きちっと期日までに探してくれない派遣会社を牽制する働きと、仕事に対する情報量を増やすことができます。
とにかく『多数の派遣会社に登録する』ことによって『業務に関する最新情報』は、常にこまめにチェックしましよう!
数多くの『派遣会社』を登録しておけば、常に『ボールは仕事をさがしてくれる派遣会社ではなく自分が持っている』状態にできます。
2.『相場』は大切!派遣系情報サイト(en派遣とか)のチェックは欠かさずに!
1.のリサーチ結果として、そのジャンルの相場(時給いくらとか)から需要を推測することができます。
『自分の得意なジャンルは何かな?』
と考えた時、マイコンを中心とした小規模なシステムの設計、いわゆる
『組み込み系』
といわれるジャンルであることが分かりました。
さらに調べると、このジャンル、実は『希少性』が高く、案外高価な『お時給』(2500~3000円)でエントリーできることが分かりました。
つまり、このように派遣系の情報サイトを『こまめ』にチェックすることによって、自分が働く仕事の詳細なジャンルを決めるだけでなく、『高価な相場・ジャンル』を探すことができます。
3.『儲かってる!』『派遣会社』なので、徹底的に競ってもらおう!
色々な場面で「自分が登録した『派遣会社』同士は、徹底的に競って」もらいましょう。
最初の契約をする際、話を有利に進める切り札になります。
たとえば
「就業、焦っていて、派遣会社は今、10社ほど登録してるんですよ~」
などと、さりげなく言うと、『派遣会社』に対して『強力なプレッシャーをかける』こともできます。
これによって、相手も真剣になります。なので交渉の条件をさらに引き上げる(時給アップ!とか)も可能になるわけです。
4.収入アップの施策は続けよう!
これは、1~3を就業後も続ける-という意味です。その理由は
派遣はお仕事が決まってもすぐに終了することが多い
ためです。たとえば派遣会社の斡旋で、めでたく就業が決まったとします
(実は『派遣先との面接などまだまだクリアしなければいけないハードルはありますが・・・』)。
これであなたは晴れて、その『派遣会社』の『社員』になることができました。
でもこれはあくまで
『契約期間内限定』
なのです。
つまり『派遣会社』ではなく『派遣先』の都合で3か月とかの短い単位でその仕事がなくなってしまうことも少なくありません。
ちなみに私も『悲しいこと』に過去何回か3か月以下で派遣先(=派遣会社)が変わりました。
というより率直にいえば『クビ』になってしまったため、『派遣会社』も変えざるをえませんでした。
なので、この
『4.就業後も収入アップの施策を続ける』
ということは『収入アップ』の施策としてはもちろん、同時に『護身術』にもなる訳です。
リンク集
年収600万は可能ですか? 派遣でも特定派遣エンジニアなら昇給あるんですか?
https://jobcatalog.yahoo.co.jp/qa/list/1018942780/
「会社に依存しない働き方」の回答があります
正社員から派遣社員へ 520万円から650万円へ年収アップ!
https://agent.m3career.com/contents/case/high_income/04
「派遣社員」で年収アップの例が掲載されています
派遣の手取り額っていくら?計算方法や具体的なケースごとの手取り額を紹介
https://find-bestwork.com/hakenchishiki/111613/
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