『アルバイト』と『派遣社員』そして『正社員』、どこがどう違うのかな?似ているところも多々あるのかな?
今回そんなモヤモヤを実は『派遣社員』なら『こんなにお得!』というオイシイ話を中心に『5つのメリット』として、お伝えします!
『アルバイト』と『派遣社員』のメリットとデメリット
まずは『派遣社員』のメリットを中心に『アルバイト』と比較してみましょう!
1.スタートから『高時給』
2.社会保険、厚生年金が受けられる
3.クレジットカードつくれる
4.失業保険/手当システムがある
5.次の仕事を探してくれる
上記の5つです。詳細みていきましょう!
1.スタートから『高時給』
ちなみに三大都市エリアの平均時給は
『派遣社員』 1729円
『アルバイト』 1103円
だそうです。
(出展:リクルート ジョブズリサーチセンター
「2021年10月度 派遣スタッフ募集時平均時給調査」より)
2.社会保険、厚生年金が受けられる
3.クレジットカードつくれる
4.失業保険/手当システムがある
2.3.4.この3点については(「1.スタートから『高時給』」にも絡んできますが)あくまで
「『派遣社員』とは(派遣会社の)正規社員である」
という定義に由来します。つまり
『派遣先(派遣として働く現場の会社のこと)』からみても『非正規』とはいえ、『会社員、つまり社員』なのです。
つまりフツーのサラリーマンとして扱われるので、お上からの信用が得られます。
(『2.社会保険、厚生年金が受けられる』と『4.失業保険/手当システムがある』のこと)
かつ、クレジット・カードの会社など「社会的な信用」も得ることが出来ます。(『3.クレジットカードつくれる』のこと)
特に『4.失業手当が受けられる』については、『派遣会社』サイトではあまり紹介されていない(紹介したくない?)ので、
ここのサイトに来てくれた人は、『この事実』を知ることができて非常にラッキーだと思います。
ちなみに『失業手当』を貰う手続きは自分で『ハローワーク』に必要書類(離職票など)を持って行かないと一円も貰えません!
『派遣社員』のデメリット
当サイトでも度々取り上げていますが『派遣社員』最大のデメリットは『契約社員』であることです。
簡単に『派遣社員』の働き方と『失業手当』を説明すると・・・
派遣でのお仕事は最初に「1か月」とか「3か月」とかといった期間限定で契約を『派遣会社』(=『派遣先』)と結びます。
そして双方が合意すれば『契約更新』という形で『契約延長(期間の延長)』が実現します。
この際、理由はいろいろありますが何にせよ『派遣先』が、この『契約延長』を拒否するケースが多々あります。
すると『お仕事』が、すぐに途絶えてしまいます。
つまり、次の日から、あなたはプータロになってしまうという訳です。
しかし、その時点で、過去から換算して半年以上継続して、お仕事をしていたとします。
であれば『ハローワーク』で『失業手当』や『再雇用手当』が貰えるというのが『4.失業保険/手当システム』という仕組みです。
(『失業手当』が貰える条件等はかなり複雑なので、ほんとに貰えるかどうかは「ハローワーク」で事前に相談してください)
↓『就業促進手当(再雇用手当)』の実例
『派遣社員』ならではのメリット
そして次は『5.次の仕事を探してくれる』です。
ここで『仕事を探してくれる』と言っているのは、あなたが所属している『派遣会社』のことです。
とはいえ実質、体験的にいうと『やる気のある派遣会社』なら、ほんとに探してくれますが『やる気のない派遣会社』だと『探すふりだけして探してくれない』こともあります。
そこで『探してくれない』派遣会社だったら先ほどの『4.失業手当が受けられる』ことがポイントになってくるという訳です。
(↓何故『派遣会社は使い捨て』にした方がいいのか分かっていただけましたか?)
【2022年度版】『派遣会社』は使い捨て!『時給5000円』超は案外簡単!『IT派遣』で『職種』を選んでバリバリ稼ごう!
『派遣社員』と『正社員』のメリットとデメリット
ついでに『正社員』と『派遣社員』も比較してみましょう!
先ほどの説明でも出てきましたが『派遣社員(契約社員)』の最大の欠点が『期間限定』だということです。
いくら『終身雇用制』が崩れた世の中とはいえ、よほどのことが無い限り『正社員』は、いきなりクビになったりしません。
(まぁ、最近は『早期退職』とか流行ってますけど・・・。
そして70歳定年制になるのを見据えて企業では今後、爆発的に『早期退職』は増えると予想しています)
とはいえ、いずれにせよ『一生ひとつの会社で働く』ということは『一生この会社で働く』という覚悟が要る訳です。
そのため特に『人間関係』では気をつかいます。
上司であれ部下であれ同僚であれ『一生この人達と付き合ってゆく』のだと考えると、たとえばその人達が自分の嫌いな人であれば、かなりへこみます。
(自分、そうでした(笑))
でも『派遣社員』は最初に『期間限定』を謳っているので『正社員』に比べれば『人間関係』は十倍、いや百倍ラクです!
それに『正社員』でお給料を増やすには、残業を沢山するか、出世するかしかありません。
そのため、ますます人間関係が重要になってくるだけでなく、会社に自分をアピールする必要がでてきます。
上司と接待ゴルフをするのか、まわりを蹴散らして『クラッシャー上司』になるのか・・・。
それとも頑張って実績をつくり、かつ周りから尊敬を集めるような立派な人物になるのか、なれるのか・・・。
いずれにせよ、そう簡単なことではないでしょう。
ちなみに私は『派遣社員』で働き始めて一年以上同じ『派遣先』で働いたことはありません。
そしてひとつの『派遣会社』で、お世話になったのは最長1年3か月でした。
(もしかしたら今、働いているところは気に入っているので『記録更新』するかもしれませんね。ちなみに現在7か月間勤務中です!)
まとめ
いかがででしたか?おさらいすると『アルバイト』に比べ『派遣社員』で働くと
1.スタートから『高時給』
2.社会保険、厚生年金が受けられる
3.クレジットカードつくれる
4.失業保険/手当システムがある
5.次の仕事を探してくれる
というメリットがあります。しかも『正社員』の様に
「人間関係に苦しめられる」
こともありませんし、もちろん
「出世できないので給料が上がらない」
こともありません。
↓ちなみに『派遣社員』が給料(=時給)を上げる具体的な方法はコチラ
『バイト』でも『正規社員』でもなく『派遣社員』として働く
・・・少なくとも自分には、コレが『合った働き方』だと今は感じています。
でも皆さんは、あくまで『自己責任』の範疇で、お願いします。
フリーランス『穴埋め』で『アルバイト』より『派遣社員』やろう!オススメな理由3つとは?
[2019 TOPICS(過去記事)]
「会社を辞めて『フリーランス』になったのはいいが、なかなか食っていけるようにならないなぁ・・・」
自分もそうでしたが『フリーランス』として新しくスタートを切った人にとってこれは
『最初にして最大』
の問題かもしれません。
「仕方ない何か『アルバイト』でもするか・・・」
そう思ったアナタ!どうせなら一般の『アルバイト』ではなく
『派遣社員のおしごと』
から始めるのがオススメです!いかがでしょう?
『派遣社員』と『アルバイト』一見どちらも大差ないようですが実は全然違います。
今回は『派遣社員』をやることによって『アルバイト』との『違い』その中でも特にインパクトの強い下記3つについて解説します。
1.スタートから『高時給』
2.社会保険、厚生年金が受けられる
3.クレジットカードつくれる
それでは細かく見ていきましょう!
1.スタートから『高時給』
まずは何といってもこれでしょう!
デフレの影響もあるのか、いわゆる「アルバイト」平成の30年間を経てもその金額(時給)はほとんど変わっていません。
さらに令和に入った現在でも飲食関係やコンビニなど、いわゆる普通の『アルバイト』は1000円程度です。
これだと一か月160H(=8(時間)x5(日)X4(週))働いても16万円。ちょっと普通に生活してゆくには厳しい値ですね。
これに比べ『派遣』でお仕事を取ると1600円ぐらいがスタートとなるようです。
これだと一か月160H(=8(時間)x5(日)x4(週))働けば25600円。
悪くはないですね。
さらにIT系のエンジニア(私の場合)だったりするともっと高額になります。
ちなみに私の『派遣業』スタートは何と!
『2500円』
でした。・・・ということは一か月換算で・・・。
まぁ計算してみてください。
それから最近情報サイトを見ていて気になるのが、こういった『普通のアルバイト』も『派遣会社』経由になっている・・・ということです。
つまり結局その案件担当の『派遣会社』に『派遣登録』しないと今のご時世『普通のアルバイト』ですら始められないのようです。
どうせ『派遣会社』へ出向いて『派遣登録』しないと働けないのだったら最初から『働き方』として『派遣』の方を選んだ方がいいですよね。
2.社会保険、厚生年金が受けられる
一部例外もあるかもしれませんが『派遣』で働く人は社会保険や厚生年金が受けられます。
『フリーランス』や『アルバイト』だと保険は『国民健康保険』になります。
『国民健康保険』だと扶養という概念がないため扶養者がいる人は金額的に相当不利になります。
また『年金』も『フリーランス』や『アルバイト』だと『国民年金』だけですが『派遣』だと『(派遣会社の)会社員』扱いになります。
つまり『派遣社員』だと『普通の会社員』になるので『厚生年金』が受けられます。
(ただ「そういう契約をしていない」派遣会社もあるようです。
念のため自分の給与明細から厚生年金が引かれているか確認することをお勧めします。
もし引かれていなければ「そういう契約(社会保険、厚生年金が受けられる)をしていない」可能性があります。
派遣会社に問い合わせてみましょう!)。
それから『厚生年金』は25年(今は法律改正で10年)以上の支払いがないと『受給資格』がありません。
自分は「いつ会社を辞めるか?」の指標としてコレを使っていました(結局27年勤めましたが・・・(笑))
つまり(今は法律改正で10年なので)10年未満で会社を辞めると再就職しない限り『厚生年金』の『受給資格』がない・・・と私は思っていました。
しかし『派遣』で『(派遣会社の)会社員』として働くことによって『厚生年金』料が支払われるため期間が追記されます。
その結果トータルで10年を超えれば『受給資格』が得られる訳です。
「あ~知ってれば、もっと早く会社辞めたのになぁ~」
自分はラスト10年間イヤイヤ会社勤めしていたのでかなり悔やまれます。
3.クレジットカードが作れる
これも知りませんでした。
ある平日とある『日帰り温泉』施設に行くとエントランスで『クレジットカード』の入会案内のキャンペーンをやっていました。
何でも『入会申し込み』でここの一日入浴券が貰えるとか・・・。
当然、声を掛けられました。
非常に興味はあったものの
「私は『派遣』で働いているので・・・」
と言い断ると
「今は派遣の方でも『カード』作れるんですよ」
「!?」
早速カードを作る手続きを行い『一日入浴券』を貰いました。
この日この温泉で『タダ風呂』を堪能し心も体も財布も癒されました。
ちなみにまだ時々実施しているようなので情報展開するとJR南多摩駅のすぐそばにある『日帰り温泉』施設です。
『カード』に関してですが、それぞれのクレジットカード会社での決まりがあり必ず作れる訳ではないようです。
その点は注意が必要です。
●まとめ
フリーランスのアルバイトなら『派遣社員』がお勧めである理由お分かり頂けましたか?
平たくいうと『アルバイト』に比べ『派遣社員』は
1.スタートから『高時給』
2.社会保険、厚生年金が受けられる
3.クレジットカードつくれる
2.は国家に対しての信用がある
3.は社会に対しての信用がある
ということです。
私にとって『派遣社員』イコールなんの信用もない『アルバイト』というイメージでした。
でも今や『国家』や『社会』に対してもフツーのサラリーマン並みに『信用』があるんです!
『時代は変わってきている』のかもしれませんね。
参考サイト・リンク集
マンパワーJOBNET [ 派遣社員のメリット・デメリットとは?契約社員・正社員との違いも解説 ]
https://www.manpowerjobnet.com/haken_guide/basic/haken-merit/
派遣社員と正社員だけでなく、契約社員のメリットデメリットについても解説があります。
スタッフサービス「お悩み解決!派遣コラム」 [ 派遣で働くメリット・デメリットとは? 正社員との違う点、魅力について解説 ]
https://www.staffservice.co.jp/job/column/detail_004.html
「同一労働同一賃金」の施行にも言及した解説となっています
ウイルオブスタイル [ 派遣で働くメリットとは?デメリットもメリットに変えられる ]
https://willof.jp/column/knowledge/basic-knowledge-of-dispatching/419/
派遣で働くデメリットをメリットに変える考え方について言及なされています
(参考)平成 29 年派遣労働者実態調査の概況|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/haken/18/dl/gaikyou.pdf