『派遣エンジニア』の実態
まず自分が『派遣社員』を始めて2年ほど経ってやっと気づいたことなのですが
『正社員(月30万)月給』(ただしボーナスあり)
『派遣社員(月50万)月給』(ボーナスなし)
(この差)一体何なのでしょうか?
正直タイトルのこれだけでも答えが出てしまった気がします。
これが『派遣社員の実態』-私の場合です。
でもせっかくなのでそれ以外の事項も含め
「私が『正社員』でなく『派遣社員』をやっている理由」
「派遣社員の実態」・・・。
ここでは自分のケースを『派遣社員』をやっている10の理由を『派遣社員の実態』として紹介致します。
『正社員』-つまり会社を辞めてアルバイト感覚で始めた『派遣社員』。
試行錯誤しながら続けていくうち、ふと気づくと色々な意味で
「悪くないな」
と感じました(派遣社員の実態)。なので、その理由をまとめてみました。
1.収入がよい(自分の場合)
2.自分のやりたい仕事(=会社)が自由に選べる
3.目に見える『かたち』での収入アップが望める
4.いつでも、会社(仕事)を辞められる
5.幅広い業務経歴が得られ、スキルアップできる
6.人間関係に苦しめられない
7.残業がない(少ない)
8.雇用条件として年齢制限がない
9.正社員に比べ、研修などの雑務がなく実務に集中できる
10.仕事でプレッシャーをかけられることが少ない
まずは細かく見ていきましょう!
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『内容証明郵便』『具体的』な書き方
1.収入がよい(自分の場合)
まず、何といっても『正社員時代』と比べて、『派遣社員』の方が収入がいいです。
「えっ、そんな馬鹿な・・・」
と思われる方も多くいらっしゃるかもしれませんね。
『やり方次第』
でどうにでもなる・・・いや、
『正社員より、短時間で高収入を得る』
事すら可能なのです。
ちなみに、下記は、先ほど派遣会社からWeb配信された私の給与明細の一部抜粋です。
『給与支給明細書 2019年03月 総支給額 531,063円(含時間外 96063円)』
なんと、理論上、『正社員時代(年収600万円)』の年収を抜いていました。
(一か月53.1万円なら予想年収は、53.1*12=
年収 637.2万円
・・・になりますね)
もちろん、『派遣社員』始めて、いきなりこの金額になった訳ではありません。
たとえば、ステップアップのため、『何回か』 職場と派遣会社を変えました。
その都度、その時の派遣会社と交渉を重ね、環境と待遇をどんどん改善していきました
(つまり、どんどん時給アップさせた・・・ということ)
その具体的な『オイシイ』作戦については、
「派遣社員が2年かからず『年収600万円越え』を実現!その-具体的な4つの方法-とは?」
などで詳細解説していますので、ご参照ください
2. 自分のやりたい仕事(=会社)が自由に選べる
『正社員時代』に出来なかったこと。それは自分のやりたい仕事が選べないことです。
会社に入ってしまうと実は仕事の内容は選べません。そんなの当たり前だろ、会社なんだから・・・。 といわれるかもしれません。
でも『派遣社員』は、基本『やりたい仕事』を見つけてきてエントリーするのが普通のやり方です。
3.目に見える『形』で収入アップが望める
『派遣社員』は契約制なので働き始める前に労働条件を決めます。
具体的には派遣先の会社、時給、だいたいの残業時間、そして契約期間などです。
普通、会社の正社員だと、収入アップ(=昇格)は上司の査定次第ということになります。なんとも 曖昧ですよね。
自分も正社員時代一生懸命やっているつもりだったのですが、 この年(50)になってもなんの役職もつかない、ヒラ社員なので安月給でした。
その会社も、悲しいかな世間で言われる『接待ゴルフ』とか、『巾着袋』とか・・・。
とにかく、実力はさておき、上司に『媚を売る』ことがより早い出世=高給取りへの近道というのがセオリーでした。
『派遣社員』は視点をかえると、全てを派遣会社との交渉で決めてゆく、いわば『自分が自分をプロデュースする個人経営者』 です。
積極的にアピールすれば、収入だけでなく、どんどん自分の希望する労働条件に変えて行くことができます。
4.いつでも、会社(仕事)を辞められる
これは、普通に考えると世間一般に言われている『派遣社員』のデメリットです。
たとえば、新しい会社での最初の契約は、企業側も派遣会社側も『様子見』なので 短期でしかとれません。
私も就業後、たった三か月で、派遣先から「契約更新しない」と言われたこともあります。
確かに、「契約更新しない(=クビ)」と言われた時のダメージはかなり大きいです。
でも、色々な会社を渡り歩いて、沢山の人と出会えたり、様々な仕事を体験できたりして楽しいです。
逆の視点で、こっちが気に入らなければ、自分から「契約更新しない」というだけで済んでしまいます。すごい世界だな・・・と思いました。
ちなみに私の場合、過去に何回か発動してます!(笑)
5.幅広い業務経歴が得られ、スキルアップできる
『職を転々とする』という言い方をすると聞こえは悪いですが、私の場合、
『組み込み系のコンピュータエンジニア』
という特定のジャンルに絞ってお仕事しているので、勤務先が変わるたびにそこのお仕事
(たとえば、それは『車の自動運転のシステム』に関する仕事だったり、『製本できるプリンタの制御』 に関するお仕事だったり・・・)
の技術を習得して、どんどんスキルアップ(=時給もアップ)することに成功しています。
6.人間関係に苦しめられない
その会社の『正社員』でいる人は、いわゆる『終身雇用』が 前提という人がほとんどでしょう。
でも、『派遣社員』だと、働く期間が短い前提なので、派遣先会社の人たちとは、仲良くはなっても、長い付き合いになることはまずないです。
『この人とは短い時間での仕上だけの付き合い』
と割り切ってしまえるので、気分的には、かなり楽です。
7.残業がない(少ない)
労働基準法等で『派遣社員は基本、残業しないこと』みたいなことが決まっているらしく、『正社員』に比べると残業は少ないケースが多いようです。
すくなくとも今まで勤めてきた『派遣先』はそういう傾向があるように思われます。
(ただ、今勤めているところは、残念なことに正社員と全く同じ残業時間で働くシステムになっているようです。
皮肉にも今の派遣先で唯一にして最大の不満は、この『残業が多い点』です。
・・・といっても今の職場は、残業月30h程度ですが・・・)。私の場合の『派遣社員の実態』はこんな感じです。
8.雇用条件として年齢制限がない
正社員だと、退職金の関係か、年を行っている奴は使い物にならない という認識なのか、中途採用でも『年齢制限』があるのが一般的です。
ちなみに私は今年51歳になりましたが、『派遣社員』なので、『年齢』のことを問われたことは一度もありません。
これも今更ながら感じるのですが、『派遣社員の実態』7不思議と言わざるを得ません。
9.雑務がなく実業務に集中できる
『正社員時代』、「小集団活動」的なものとか「特許提案」とか、いわゆる『お金』を生まない仕事・・・いわゆる雑務的なことを沢山やらされました。
どこの会社でも社員にたいして『将来への投資』の意味合いがあるので、これらはたとえ『お金』にはならなくても大切な業務であることは間違いありません。
でも『派遣社員』は短期の『期間労働者』という扱いなので、広い意味で『社員を育てる』という発想はありません。実際にそうでした。
私は『正社員時代』から管理職になりたいという希望はなく現場での『ITエンジニア』という仕事を一生全うしたいと考えていたので、この『派遣社員』の方が理にかなっていて居心地がいいです。
10.仕事でプレッシャーをかけられることが少ない
その 9.と同じく、『派遣社員』は『短期の期間労働者』扱いのため、正社員のように きついノルマがかけられることが少ないです。
まぁ、しかしこれはその『派遣先』のポリシー にも絡んできますが・・・。
たとえば、外面は『正社員と派遣を差別しない』という名目で正社員扱いして、きついノルマを 課するところもあります。
でもそういう『ブラック企業』は、こっちから『契約更新しない』と 言ってやりましょう。それが『派遣社員』の最大の特権ですから・・・。
まとめ
派遣社員の実態として私の場合
27年間会社に勤めて
『正社員(月30万)』
だったが工夫して派遣社員をやったところ
『派遣社員(月50万)』
という結果をだすことができました。
さらにこれは現在進行形なので今後はさらに進展(収入アップ!)させてゆく予定です。
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参考サイト・リンク集
MichaelPage [ 派遣の時給交渉はいつ行う?効果的なアピールポイントも紹介 ]
ミライのお仕事 [ 派遣社員で時給100円アップを目指す!時給交渉で失敗しないタイミングとコツを紹介 ]
https://jobseek.ne.jp/jikyukosyo001.html
時給交渉をするときのコツや時給交渉が成功するタイミング、その伝え方などを紹介
ネットショップ経営 [ パートやアルバイトが時給を上げる方法や交渉 ]
https://www.netshop7.com/blog2/seityousenryaku/
中小企業の社長さんならではのユニークな視線トークです